日中一時支援(障害児・者一時預かり)とは?

日中一時支援とは、利用対象を障害のある方・児童としたサービスです。利用者が、家庭以外の場所で、他者と関わり合いながら 色々な生活体験・経験を積み重ね成長を促すことが目的です。

日中一時支援は、放課後等デイサービスとは異なるサービスです。NPO法人わにろうかい理念のうちの1つ「その時々の利用者とその家族の要望に応え られること」を目指すため、2012年の児童福祉法改正から、それまで児童デイサービスとして運営していたわにのいえを、地域生活支援事業中の日中一時支 援事業として継続することとし現在に至っています。

わにのいえでは、川崎市在住の主に学齢期の児童のお預かりをしております。



日中一時支援:わにのいえ はどのようなサービスですか?

対象 未就学(3歳〜)・学齢期児童
時間 未就学児は、平日・土曜の午前
小学生は、平日放課後・日曜(隔週)・休日
活動場所 サポートハウスわにのいえ 第2ハウス(わになろうかい事務所横)





児童の過ごし方

  • 平和公園へ歩いて行き遊具・砂場、広場で遊んだり、できる遊びをする。園内をお散歩をする
  • 活動時間の長い日・休日は、遠方へ公共交通機関を利用したお出かけをして、電車・バスの使い方を覚える。目的地は等々力公園・夢見が先動物公園・ 橘公園他
  • 武蔵小杉駅周辺の商業施設を歩いてみる、元住吉駅商店街でお買い物を支援者と行い、お金の使い方に馴染んだり、お店や公共の場における振る舞いを 学ぶ
  • 夏季は、プールや裸足の広場での水遊びへ行く
 などなど


活動方針

わにのいえでの児童の過ごし方は児童のペースが基本です。たとえ、学校・学年が同じで毎日顔を合わせている児童同士であっても、

「〜公園へは一緒に行っても いいけど別々の遊びがしたいんだよ」
という場合には、出発は一緒にしますが行った先の公園では違う遊びをします。

今度は、一緒に遊び始めたけど
「室内あそびがしたくなっ たから先にわにのいえへもどるよ。あとでね」
という場合にはそれぞれの思いを尊重し別行動をとるようにしています。話すことが苦手な児童の場合は、表情・ようすを確認しつつ別行動のほうが良い と判断した場合はそのようにします。

反対に、普段一緒に遊ばない児童同士が
ボール遊 びはやったことなかったけど一緒にやってがすごく楽しかった。また一緒に遊びたい。つぎ会えるのはいつ?」
というように、学校・所属の違う児童同士の仲が深まった、という場合も多くあります。



自身の活動に充実感を感じられることが、児童の成長の原資になります。特に他の児童から受ける影響は多く、興味を持って真似したりすることで、いつ の間にかできることが増え大人を驚かせるものです。そのためわにのいえでは、児童が充実感(=楽しい気持ち)を持って活動に望めることをを第一に考えて活 動内容を決めます。

活動は児童の状態に合わせその都度変えており、いずれも当日児童の様子・状況、周囲の児童との織り合わせを考慮し、安全・安心 に過ごすことのできる内容を、職員が話し合って決めております。

一度に預かりできる児童の数に限りがありご希望に添えない場合もありますが、もし、日中一時支援:わにのいえにお申し込みを希望される方は以下より 連絡をお待ちしております。

NPO法人わになろうかい



参考URL

日中一時支援(障害児・者一時預かり)とは、川崎市のHPより引用すると以下のサービスです
障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に規定する事業として、障害者の日中活動の場を確保するとともに、日常生 活における基本動作を習得し、集団生活に適応することができるように適切な指導及び訓練を行うことを目的とした事業です。

参考URL:川崎市:川崎市日中一時支援(障害児・者一時預かり)事業実施要綱 https://www.city.kawasaki.jp/templates/outline/350/0000099400.html